ミニチュアダックスフンド
ミニチュアダックスフンドの魅力
JKC(ジャパンケネルクラブ)の2016年犬種別登録数ランキングでは3位で、年間登録数は26,153頭(2016年登録数)。
過去を振り返ると、1999年から2007年までは1位を誇っていたが、2008年以降で3位の登録数となっている。
長い胴体と短い脚の外見はペットとして非常に人気があり、ダックスフンドを多頭飼育する飼い主が多いことも特徴のひとつ。
毛質は大きくわけてスムース・ヘアー、ロング・ヘアー、ワイアー・ヘアーの3種に分けられ、その毛質ごとに多くの毛色が分類されている。
犬種データ
原産国 |
ドイツ |
---|---|
起 源 |
16世紀 |
用 途 |
アナグマ猟 |
体 高 |
スタンダード/胸囲が35cmを超える |
体 重 |
スタンダード/体重約9kg |
毛 色 |
※スムース・ヘアー及びロングヘアーのカラー |
平均寿命 |
12〜15年 |
ミニチュアダックスフンドの歴史
中世の時代からダッケル又はテッケルと呼ばれ知られてきましたが、猟犬としてアナグマ猟に用いられてきたことから、ドイツ語でアナグマを意味する「ダックス」と犬を意味する「フンド」の組み合わせで「ダックスフンド」と呼ばれるようになりました。
ちなみに、「ダックスフンド」との最後の文字が濁らない「ダックスフント」と呼ぶこともありますが、これは英語の読み方では「ダックスフンド」であり、ドイツ語の読み方では「ダックスフント」とdを濁さず読むため異なるからです。 なお、日本では登録名が英語読みの「ダックスフンド」です。
ミニチュアダックスフンドの性格・気質
ミニチュアダックスフンドは元来猟犬として作出されたため、場合によっては攻撃的で負けず嫌いな面も見ることができますが、基本的には落ち着きがあり、友好的です。
猟犬としての能力は何かを見つけた時に吠えて知らせることです。ですからダックスフンドが何かを飼い主に知らせたいとき、吠えて知らせることがあります。これを「無駄吠え」と考えている飼い主も多くいます。ただこの吠えることは本能から知らせることを目的として行うものなので、早い段階からしつけをして吠えてもすぐにやめるようにすることも一つの対処法です。
ミニチュアダックスフンドの特徴
活発度 | ★★★★★ | 人なつっこさ | ★★★★ |
運動量 | ★★★★ | しつけやすさ | ★★★★ |
遊び好き度 | ★★★★★ | お手入れ | ★★★★★ |
ミニチュアダックスフンドの飼育
ミニチュアダックスフンドは散歩や運動量を多くして遊んであげましょう。ただし、胴が長いので、腰や関節への負担が大きくなるため階段の昇り降りや高いところからのジャンプ、滑りやすいところを歩かせること、肥満には要注意です。 また、耳が垂れ耳なので通気性が悪いため、ダニや細菌により外耳炎になることもあるので、定期的にトリミングやグルーミングをおこなった方が良いでしょう。
疾患としては、ダックスフント特有の交配がありますので、毛色の掛け合わせによって遺伝的疾患を受け継ぐこともありますので注意が必要です。なお、ペットショップKAKOはブリーダーですから異常を伴う交配を決して行っておりませんのでご安心ください。